津軽三味線にはどんな流派がある?

津軽三味線に多くの人が抱いているイメージは、激しくバチをかき鳴らす叩き弾きをするような演奏スタイルではないでしょうか。実は、津軽三味線には、大きく分けて2通りの演奏スタイルがあります。

 

演奏スタイルによって大別される流派もあり、津軽三味線を習うときには多少流派にも注目しておいたほうがよいでしょう。ここでは、津軽三味線の流派について紹介します。

 

津軽三味線の演奏スタイル

 

津軽三味線の演奏スタイルは、大きく分けて2通り。1つは、多くの人が津軽三味線のイメージとして認識している激しくバチを叩いて速弾きする、叩き三味線と呼ばれる演奏スタイルです。

 

もう1つの演奏スタイルは弾き三味線と呼ばれるもので、こちらは高橋竹山が代表的な奏者として知られています。

 

高橋竹山は津軽地方でボサマと呼ばれる門付け芸をする男性視覚障害者でしたが、その演奏スタイルを弾き継ぐ竹山流では、初代竹山の弟子だった二代目の女性竹山が流派を成立させていったようです。

 

流派に属して習う津軽三味線

 

弾き三味線の流派は目立つほどはなく、津軽三味線の主な流派は叩き三味線となっています。例えば、小山流、高橋流、澤田流などは組織も大きく、身近に教室を見つけやすいかもしれません。

 

流派に入門して津軽三味線を習うと、一定の演奏ができるようになってから全国大会や民謡の集いなどで伴奏をする機会を得られます。

 

流派でお揃いの着物を着て演奏するような機会も出てきて、なかなか出費も多くなる可能性があります。

 

流派に則した演奏法で三味線を弾くことが求められるため、人によってはもっと自由に弾きたいのにと感じることもあるかもしれません。

 

はじめから厳しいのはくじけてしまいそうという方は、ある程度弾けるようになるまで総合的な音楽教室などでレッスンを受ける道を選ぶのもよいでしょう。

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